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もみ米のからを摺り落とす木製の脱穀臼で、「イニシリウス」とよばれてきた。上野部分と下の部分とにわかれ、下の臼の中心に軸がたてられてそれを軸として上の臼が回るようにできている。女達が上の臼に縄をかけて、それを両方に座って右手と左手を交互に引き...
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御嶽には、線香を焚く香炉と台石がある。これをイビまたは、イベの前と言った。イベは国語の斉部(インベ)と同様で神を祭る拝所の事で、神の名。村内にも9カ所の拝所があるが、御嶽も拝所も長い年月を経て、その形も変貌してその姿を失い、香炉や石が残って...
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イビガナシー(八重大中)は、八重ノ殿とも言われ、粟国島にある五殿の一つで、係名は「首里大屋子」となっている。同じくこの場所にある八重ノ御嶽の神名は「マキヨツカサ」とされる。三月折目小や六月折目小といった、祭祀の中心となる場所である。イビガナ...
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イラナは大変小さな鎌である。その用途は、牛馬の草刈り、田圃の稲刈りという高い地位を得、さらに「鎌の手」という古武術にも登場した。
沖縄では、鉄製の鍬などの農具が使用されたのは10世紀頃からだといわれている。それ以前は、石製、更には木製とい...
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鎌を二つ用意し、一方の鎌を地面に刺し、持っている鎌を一回転させ、地面に刺している鎌に投げつける。相手の鎌の柄に傷をつけて勝負をした。
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台風で家が吹き飛ばされないように屋根を覆うものをイリチヤと称され、イリチャヌユーエーは、そのイリチヤをふきあげた時の祝いである。住居の形態は、明治から大正初期まで見られた穴屋(東、西部落で一番古い建築様式)であり、屋根は現在でも茅葺で、防風...
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最西端の岩壁から流れ落ちる泉。
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出会えばにらみ合う犬と猫のような関係。犬猿の仲。
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当てごとは向こうからはずれる。やまをかけて時には当たることもあるだろうが、世の中のことはそううまくいくものではないの意。
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他の子どもを横にし(寝かせ)、その胴体を腰に、両足と首を両手で支え、“ウァグァーコーンソーリ”といって遊ぶ。
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「果てる」とは「命を捨ててかかれば」の意。女性というものは、怒り頂点に達すると、蛇のように恐ろしい存在となることもあるから、軽く扱ってはいけないという、世の男性たちへの戒め。
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「七国」は数多くの意味。家では親、夫に従い、夫が死ねば子に従い、「七去」の因業(父母に従わない、子がいない、淫、ねたみ、悪疾、多言、窃盗の七つで離縁の基準とされた)によって、一生のうちに何度も生活環境が変わる可能性がある。
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年月を重ねているもののなかで嫌なものは人間である、という意味。老体、老いぼれ、老化といったように、年を重ねると人生の黄昏を連想させてしまう。他にも「年寄りの冷や水」と言われるように、年寄りが不相応なことをしたり、おせっかいをするのはあまり良...
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女は家柄や学歴、知能などに関係なく素晴らしい最高の座につくことがある、という意味。清盛の寵愛を受けていた祇王と祇女の二人姉妹は、平清盛が六波羅に建てた新邸の祝宴に招かれて踊っていた白拍子という踊り子であった。徳川三代将軍家光時代に権勢を振る...
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一杯は健康のため、二杯目は楽しさのため、三杯目は喧嘩になるということ。
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浜地区にある井戸で、元旦に若水を汲み、神棚と仏壇に供えるという風習があり、以前はこの井戸から正月に若水を汲んでいた。また、この井戸の水を飲むと子どもを授かるとも言われている。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
沖縄ではシジ(霊力)に対する信仰の根が深く、シジはこの世の森羅万象に取り憑くものとされた。石に憑けば霊石となり、木に憑けば霊木となる。拝所(御嶽)の木を切ってはいけないというのは、全般的に見られる厳しい禁忌俗信だ。霊の宿る木を切ってしまえば...
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亡きあとの親をまつり、祖先の供養をするには、線香をあげる。祖先をあがめ、親をしたって、祭りを忘れずに、線香をあげるのが孝行につながる。お盆は孝行の最大行事といえるわけで、13日の精霊お迎えから、15日又は、16日のお送りまで線香を絶やさない...
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人のうわさや評判は、少しでも事実があるからで、まんざらうそだけではないということ。
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粘土を練って、円筒上にして、高さ3~5cmぐらいにし、底を薄くのばして、裏返しにして、地面に打ち付ける。底が破れると同時に大きい音がする。その時大きく穴を空けたのを勝ちとする。
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