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イラナ(いらな)
イラナは大変小さな鎌である。その用途は、牛馬の草刈り、田圃の稲刈りという高い地位を得、さらに「鎌の手」という古武術にも登場した。
沖縄では、鉄製の鍬などの農具が使用されたのは10世紀頃からだといわれている。それ以前は、石製、更には木製ということである(RBC「沖縄の民俗大百科)
カテゴリ |
民俗・文化 :暮らし(衣・食・住) |
時期 |
新暦:
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開催地 |
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発祥時期 |
時代・年代:
不明
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参考文献 |
粟国村誌、民族学伝承ひろいあげ辞典
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【別名】イララ
【用途】牛馬の草刈り、田圃の稲刈りなど。小さなカマであるが、農耕以外に武器としても用いた。
【関連する事柄】稲作、粟の収穫など。
鎌のことをイラナ(波照間島ではイララ)、棒 の部分をテビクと呼ぶ。 鍬術. 鍬は農具の一種。鍬術は金硬流で伝承されている。
『暮らし(衣・食・住) 』の収蔵品