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空腹は悪心の元、苦労は怒りの元。似たような日本のことわざで、「腹が減ると腹が立つ」がある。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 言葉
空腹の時は、何を食べても美味しいということ。「やあさ」は空腹や飢え、「まあさん」は美味しいという意味がある。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 言葉
ココ椰子の実を刳って作った酒入れ。携帯用。昔は海岸に打ち寄せられた南洋椰子の実をひろって作った。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 暮らし(衣・食・住)
葬式が終わると、帰宅後に魔除けとして穢(けがれ)払いの意味でガンをかついだ人が棺を造った板切れを焼き、小石を以て死者の出た戸口より内に向かって打石。それに合わせて台所でまな板を包丁で叩いた。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
イリチヤヌユーエー、クガニダマユーエー、シュビューエーなどがある。イリチヤヌユーエーは、タコ、豆腐、酒を供え祈願し、台風によって家が吹き飛ばされないように願いを込めた儀礼であり、クガニダマユーエーは、大工の頭領が金-父、銀-母、子の意味を込...
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分家のことをヤーワカヤーと言う。新しい家を造ると火の神を設けるが、12月24日にしか作れない。その日以外に、仮の火の神を作る時は、ヒークヤーによって日を決めてもらう。普通火の神は香炉か、小さい石を三つおいて火の神としするが、ここでは火の神の...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
くまぬ殿内ぬ成りたちや 委細に話さば聞ちみしょり もとやかやぶち なまになたぐとぅ竹茸ち住め家 前や銭蔵居しちきて 後や米蔵居しちきて 今年作たる毛作いや 稲む粟む出来やびて 蔵に積んちき積んあまち 余たる米粟酒たりて 七ぬ兄弟はい揃て 飲...
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場所は粟国村離島総合センター北側である。「ウクシ」という旧暦正月三日に行われる行事で、三日未明に浜地区の男性だけが集まる場所である。「前組」「西組」「後組」がそれぞれのかぎやで風を舞う。女性は、坂の下のトゥマンジョー角で「収納奉仕節」で迎え...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
出産した日から7日~10日間、親戚や近所の人がジル(地炉)でガジュマルやソテツを燃やして、産婦の腰や腹部を温めた。夜伽ぎの間は魔除けとして、赤子の枕元にハサミやサン(サン結びしたすすき)を置いた。
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明治42年までは番所が置かれ、粟国港があり、浜地区の南西に位置する井戸跡であるが、現在は埋められている。粟国島は平たんで水源に乏しく、昔から飲料水の確保に苦しんできた。昔はどの家庭にもコーシチをくり抜いたトゥージがあり、台所に置いて天水を溜...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
婚姻に関わる一つの用語として用いられている。嫁入りとは、初児が出来た後に、夫方の催促によって嫁入りをなして、その後はずっと夫の家に定住するようになるというものである。その日には、ハチアツチも兼ねて行われる。妻は、ンパイ(麦と粟をついたもの)...
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婚姻に関わる一つの用語として用いられている。嫁乞いのことを、ユミクーイと言う。配偶者の選択は、ほとんどの場合は、両親によって行れていた。普通、農村では働きものであることが重んじられており、そうした中で気に入った女の人ができた場合には、親子の...
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シュク魚を取っていたところが隆起して耕地になった。寄草原がまだ海だった頃、海草が流れ寄せられたことから名付けられたと言われている。
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夜道、または家で口笛を吹くと、寝ている間に枕上に化け物が立ったり、キジムナ―が来るといわれていた。
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夜に家を掃除する(家を掃く)とエーキー(福)の神を追い出してしまいお金が貯まらなくなるので、朝にやると良いという意味。
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昔沖縄には、家の隣にフール(豚小屋)があり、夜道を歩いて帰宅した時は悪いものが憑いていると考え、豚小屋に寄り、豚を起こして鳴かせてから家に入った。地域によっては、厄払いをするために豚を海に落とすところもあった。
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雨乞いを祈願する拝所。かつては雨乞いの行事もあり、日照りが続くと祈願だけでなく綱引きも行なわれていた。昭和2年と昭和33年に行なわれた記録がある。
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
頭部は吻端まで細長くとがり、体にはビロード状で暗褐色の毛が生えている。また太く短い尾には白くて長い毛が先端近くまで生えているなど、ネズミ類との区別は簡単である。大きさは頭胴長が約140mmで、尾は約その半分の長さがある。一般に雌はオスより小...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
基盤の火山岩類を取り巻くようにして海抜約75m付近から、島の北東海岸まで広い範囲にわたって分布する。北西海岸側では、火山岩類の中部層を不整合におおう関係がみられるが、そこらでは厚さ5mから20mと次第に北にいくにつれて厚くなる。内陸部では銅...
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「あむと」とは、土手、堤、畦のことである。昔は六十歳を超すと、土手の下に捨てたという因習があった。
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