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東恩納寛惇著「南島風土記」によると、孤島であるため、粟国島と称されるが、本来はアグニである。1464年天順8年8月9日(尚徳王時代)の文書及び鄭姓胡城家譜には共に「亜哇郡尼(アワグニ)」と記載されている。海島記、および慶長帳には「粟島(アワ...
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漁師にとって天候を知ることは昔からとても大切。寒暖計も無く、気象観測の結果で科学的な観測ができない時代は日々の経験から天気の徴候をことわざにして天気予報として語り継がれていた。【虹が海上の少し上にできている場合は天気が崩れる】や【朝やけは風...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 風俗
学校、役場、診療所など村の行政機関等が集中する東地区の粟国村役場前交差点から西側に位置する。安里ノ殿とはババノ殿と同様に、二つで一つという意で「チュトゥンビーチェー」とされる。粟国島では三月中旬の丙日に、各字区長及び各原組雇が、イビガナシー...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
朝寝は貧乏のもとであり、昼も寝ていると、かえって病気の原因となる。早起きして働けば、それだけ利益を上げることができ、自然に幸いがめぐってくるという意味のことわざ。
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「みいぐち」とは、口開けの意味。朝、商売の口開けをする時に金が入ればその日一日うまくいくと喜び、しいぶん(おまけ)を付けたりして縁起を担いだ。
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古くからの拝所で、高さ約20メートルの琉球石灰岩からなる断層崖を含む地域。断層崖の上部には、亜高木林のヤブニッケイ、クロヨナ、ハマイヌビワなどが群生する。崖下にはアカギ、タイワンウオクサギなど大木が発達。学術的に貴重。【県指定天然記念物】(...
カテゴリ:民俗・文化 ・ 文化財
粟国島では、夕食のことをアシーと称して午後7時から8時にとる習慣となっている。調味料の味噌の原料には蘇鉄と大豆を使用する。お酒の原料には蘇鉄の実と大麦を発酵させて煮た芋と混ぜて臼にひき、カメに入れて一年間貯蔵した後、カスとえり分けた水を沸騰...
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新しい着物を着る時は、襟を柱に当て「着物は、はだはだ、身は強く」や「着物は弱く、身は強く」と言って着けさせた。
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アダンナノ殿は、粟国島にある五殿の一つで、係名は「掟三人」となっている。主要な祭祀において拝まれる場所である。粟国港から近く、島の玄関口といわれる浜地区の県道沿いにある。作物の豊作と大漁を祈願する三月折目小という行事では、八重ノ殿、安里殿、...
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同じ長さの幅のアダンの葉を用意して、二本を十字型にして、風車を作り、出来上がったら、中央に細い竹を通して、さらに太い竹をさす。風に向かって走ると風車はくるくるまわる。
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商売のコツは相手の趣味、要求、資力などを見て、それにふさわしく売り、一度取引をしたら相手が離れて行かないように、ご近所のように付き合い、関係を継続することが重要だという意味のことわざ。
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マハナ近くの洞窟で、拝所となっている。周囲はうっそうとした林になっており、木が少なくなった粟国島ではとても貴重な場所である。
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屋敷内にある石(ンナグ石、シル石)を削り取って四柱の柱を立てる。柱は前方より後方は低めに建てる。リーン(棟木)は、ンジュ木、シージャ木などの材を本島から購入して使用し、壁はンナグ石、タルマ石を積み上げ、隙間は芽を突っ込み、その上を粘土で塗っ...
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戦前・戦後を通じて水不足問題を解決することができず、昭和25年に政府補助金を与え、各部落それぞれ井戸を掘った。現在はすでに埋められており、井戸があった場所には、その痕跡を示す印がなされている。
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雨乞い祈願をしても長期間雨が降らない場合、壬(みずのえ)生まれの女を人と会わないように、朝早く大和ガーより水を組んで祝女の家に置き、俗称祝女殿内(宮小)で祈願。その日から6日間同様の祈願をする。2回目は新城家からンムニヤーを持って大嶽、中嶽...
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日照りが続いた時、御嶽や水源地、竜王加那志に降雨の祈願をかけて歌った歌。 「大嶽かきみせる 座しぬ前よ 精者が代や 雨ど欲しゃる 水ど欲しゃる 水雲下なて 雨雲上なて 三日内に雨降て お給べめそうり 七日内に 降らちきみそうり お願いさびら...
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雨乞い祈願をしても長期間雨が降らない場合、壬(みずのえ)生まれの女を人と会わないように、朝早く大和ガーより水を組んで祝女の家に置き、俗称祝女殿内(宮小)で祈願。その日から6日間同様の祈願をする。2回目は新城家からンムニヤーを持って大嶽、中嶽...
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島の南西海岸で凝灰岩が多い場所にある、天人の扇が描かれていると言われた場所。昔、天人が二つに割れてしまった大きな岩を扇を使って元に戻そうとしたが、結局岩は流れ現在の渡名喜島の西方にある出砂になったという話が島粟国の民話「天人扇岩」で紹介され...
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人の腰辺の深みに網を置く。群れを発見後は、「アディ」という長さ150センチの木の棒を突き、縄でバタバタと音を立てる。円陣の20人余りは、網に向って最後の追い込みにかかる。これがアマール漁であり、網にかかったクサビ、イカの子等々がアマールであ...
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アラカチーカーはイビガナしー(八重大中)の北側にあり、現在は活用されていない。
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