- 調査番号:006-00000326
セグロチョウチョウウオ(せぐろちょうちょううお)
頭部に眼を通る黒色帯はあるが、成魚では不明瞭になる。成魚では背鰭軟条が伸長する。体側後方には前方および下方が白く縁取られた黒色域がある。成魚では背鰭後方および尾柄部の後方が赤みをおびる。臀鰭は黄色。成魚の腹部には数本の青色縦線があるが、幼魚には見られない。チョウチョウウオ科としては大型種で、体長30cm近くになる。
サンゴ礁域に生息するが、幼魚は千葉県以南の太平洋岸にも出現する。内湾的な環境を好むという。雑食性で底生生物、藻類のほか、サンゴのポリプを捕食する。
美しい色彩から観賞魚として知られる。丈夫で餌付きがよく、飼いやすい。
カテゴリ |
生物 :海洋生物 |
時期 |
新暦:
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開催地 |
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発祥時期 |
時代・年代:
不明
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参考文献 |
中坊徹次.2013.日本産魚類検索全種の同定第三版,東海大学出版会
加藤昌一.2014.改訂新版海水魚,誠文堂新光社
WEB魚図鑑
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【分類】スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウオ属
【学名】Chaetodon ephippium
【大きさ】約20cm
【分布】南日本の太平洋沿岸,八丈島,小笠原諸島,屋久島,琉球列島;台湾,東インド-太平洋(イースター島を除く)
『海洋生物 』の収蔵品