サンゴ礁外縁の開けた岩礁や砂底に点在するパッチ状の根の周辺で大きな群れを作る。
アカオビハナダイとよく似ているが、雄の体側にはアカオビハナダイにあるような赤色横帯がないことで区別できる。雌は尾鰭の後端が赤く、側線下方横列鱗数が18~19と多い(アカオビハナダイでは16~17)ことにより区別される。雄の体側には白色線がなく、上・下葉が糸状に伸びないことでクマソハナダイと区別できる。雄の背鰭棘中央部に濃赤色斑がある。主に動物プランクトンを捕食するほか小型甲殻類なども捕食する。
釣りなどでごく稀に漁獲されるが食用にはなっていない。美しい色彩で観賞魚として人気がある。キンギョハナダイなどと同じく丈夫で飼いやすい。