番屋原の広場とは島の南西端の筆ん崎(マハナとも言う)一帯を言い、島で最も見晴らしの良い場所です。番屋原とは、この広場周辺の原名である。
この広場は凝灰岩上にあり標高約87メートルで、東方向と北方向は高さ約数10メートルの崖が続き、特に東方向(墓地付近)には島の成り立ちが分かる見事な地層が見られる。北東方向には集落や空港、港、牧場などが広がり、南西方向には久米島、南方には渡名喜島、慶良間諸島、東方には沖縄本島や伊江島などが見える。
この地域の木などは風が強く草原に似た環境のため、低い木として生えている。
またこの広場の北海岸には、渡名喜村の入砂島の島建てに関わるイメージ伝説と関係の深い場所がある。