- 調査番号:006-00000335
ヤイトサラサエビ (やいとさらさえび)
サンゴ礁や岩礁の礁原や礁斜面に生息する。昼夜とも転石の間や、岩と砂地との境目などにみられる。生息水深3m以深。
体は赤褐色の帯状模様で覆われ、サラサエビに比べ、特に腹節の下側で複雑に交差している。
第3腹節の背面に暗褐色の斑点があり、その周囲は白色小紋で覆われる。背に黒点が一つあることで近縁の他種と区別がつく。お灸を据えたようなこの黒点がある事から、灸(やいと)と名付けられた。
クリーナーシュリンプ(他の魚の寄生虫などを食べるエビである)。
カテゴリ |
生物 :海洋生物 |
時期 |
新暦:
|
開催地 |
|
発祥時期 |
時代・年代:
不明
|
参考文献 |
峯水亮・武田正倫・奥野淳兒.2000.海の甲殻類、文一総合出版
|
|
|
【分類】十脚目サラサエビ科サラサエビ属
【学名】Rhynchocinetes conspiciocellus
【大きさ】約4.5cm
【分布】房総半島以南,小笠原諸島,琉球列島
『海洋生物 』の収蔵品