体は長く、アオチビキやヒメダイ属魚類によく似ているが、眼の前方に溝がないことや、口が大きいことでこれらの魚種と区別できる。本属のもう一種であるオオグチイシチビキとは、体色が青みをおび、固定後暗色になること(オオグチイシチビキでは褐色になる)、鰓弓上枝の鰓耙数が6本前後と少ない(オオグチイシチビキでは18本前後)であることにより区別可能。
オオグチイシチビキよりも浅海に生息する。魚類を中心に甲殻類なども捕食する。
釣りなどで漁獲され、食用魚とされている。イシフエダイ属魚類は本種とオオグチイシチビキの2種のみが知られている。