- 調査番号:006-00000240
コウワンテグリ (こうわんてぐり)
水深5m以浅の浅い岩礁、転石帯、ガレ場などで見られる。
体には雌雄ともに褐色の大理石模様がある。雄の第1背鰭は大きく、鰭膜に3または4個(ふつう4個)の目玉模様がある。雌は第1背鰭の大部分が黒く、臀鰭に4本の幅広い褐色斜帯がある。小型の底生動物や、動物プランクトンなどを捕食する。
小型種のため食用になることは普通はないが、観賞魚としてよく輸入されている。人工餌に餌付きにくいとされており、活発な魚と一緒に飼うのにはあまり向いていない。サンゴ水槽でおとなしい魚と飼うのに適した種類である。
カテゴリ |
生物 :海洋生物 |
時期 |
新暦:
|
開催地 |
|
発祥時期 |
時代・年代:
不明
|
参考文献 |
中坊徹次.2013.日本産魚類検索全種の同定第三版,東海大学出版会
加藤昌一.2014.改訂新版海水魚,誠文堂新光社
WEB魚図鑑
|
|
|
【分類】スズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属
【学名】Neosynchiropus ocellatus
【大きさ】5-6cm
【分布】南日本の太平洋沿岸,伊豆諸島,屋久島,琉球列島;済州島,台湾,ベトナム,東インド-太平洋(オーストラリア西岸以東;ハワイ諸島とイースター島を除く).
『海洋生物 』の収蔵品