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  • 調査番号:006-00000188
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ミナミホタテウミヘビ(みなみほたてうみへび)

“ウミヘビ”と名前に付く動物には、鱗のあるものと、ないものに分けられる。鱗のあるものは爬虫類のヘビ亜目に分類される蛇の仲間となり、鱗のないものはウナギ目に分類される魚類の仲間となる。本種には鱗がなく、魚類の仲間となる。ウミヘビ科ウミヘビ亜科に分類される魚類には尾部の先端に鰭を持ち合わせておらず、肉質が突出しているという特徴がある。そして本種の特徴は、背鰭起部が胸鰭の中央上にあることなどが拳げられるが、近縁でよく似たホタテウミへビと見分けるためには、厳密には主上顎骨歯は顆粒状で歯帯をなすこと、脊椎骨数が153~162であることなどを確認する必要がある。
沿岸の砂底から泥底に生息する。夜行性であり、普段は砂から頭だけを出して外の様子を伺っている。肉食性。死んだ魚類や甲殻類なども食べる。

基本情報

カテゴリ 生物 :海洋生物 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 中坊徹次.2013.日本産魚類検索全種の同定第三版,東海大学出版会
WEB魚図鑑
岡村収・尼岡邦夫.2003.日本の海水魚,山と渓谷社

概要

【分類】ウナギ目ウミヘビ科ミナミホタテウミヘビ属
【学名】Pisodonophis cancrivorus
【大きさ】約1m
【分布】南日本,インド・太平洋域。

『海洋生物 』の収蔵品

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