カテゴリ | 民俗・文化 :暮らし(衣・食・住) | 時期 | 新暦: |
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開催地 | 発祥時期 | 時代・年代: 不明 | |
参考文献 |
粟国村誌、RBC沖縄の民俗 |
【用途】炊飯などの煮炊き
【関連する事柄】ジール、カマンタ、ナービ
調理用の常設の炉が世界各地に、その土地の気候・風土を反映した様々な形態をもって、古くから存在している。南西日本では、調理はほぼかまどを用いて行われていた。沖縄地方では、竈はその祖形である「三つの石を並べた形」からそれほど発達することはなかった。三つの石を並べた上に「シンメーナービー」と呼ばれる中華鍋に似た形の大鍋を載せ、朝に主婦が火を焚きつけて大量のンム(サツマイモ)を蒸しあげる。蒸したンムに小魚の塩辛や味噌汁を沿えて食事とした。三つの石の間を泥で塗りこめて塞いだ「ヤマト式」と呼ばれる竈が普及したのは、明治以降だった。(Wikipedia・かまど)
土かまどは、粘土に藁を混入して堅練りにしてつくられる。鍋の大きさに準じて大小幾つかを連ねる。竈の上に香炉を置き"火の神"を祀る。