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  • 調査番号:003-00000021
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アダンの葉ぞうり(あだんのはぞうり)

阿旦の葉を乾燥させて編む。昔、履物は上流階級がカーサバ(皮草履。牛皮や馬皮で作る)を使用し、平民はこれを履く事が許されなかったという。阿旦葉草履は庶民大衆の唯一の履物であった。

基本情報

カテゴリ 民俗・文化 :暮らし(衣・食・住) 時期 新暦: 現在も使われている
開催地 発祥時期 時代・年代: 戦後~2000年(1945 ~ 2000年)  
参考文献 粟国村誌

概要

【用途】履物
【関連する事柄】アダン

昔ながらの生活の知恵を生かした素朴なアイテム
阿旦葉草履は、長年沖縄の民衆に愛されてきた履物です。アダンとは、海岸の浜辺と陸地の境目に見られる防潮、防風林としての役目をはたす、たこのき科の亜熱帯常緑灌木で、そのアダンの葉を乾燥させて編んだ草履は、わらじよりも軽く、丈夫で、さわやかな履き心地。室内履き等、スリッパ代わりに最適で、特に夏にはお勧めです。

『暮らし(衣・食・住) 』の収蔵品

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