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  • 調査番号:006-00000481
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ハラビロカマキリ(はらびろかまきり)

沖縄では普通に見られる樹上性の大型カマキリである。体色は通常の緑色のほか,褐色や時に
は黄色・紫褐色・灰褐色の個体も現われる。
成虫は4 〜5月と9 〜10月の年2回羽化するが,春に羽化した個体の子が秋に羽化して成虫になるのではなく,それぞれ独立した牛活環をもっているようである。
4月と10月にひとつの卵のうから70〜250頭の若虫がふ化する。熟した雌は,腹部を腹面側に曲げる姿勢を見せる。これは,雄を誘引するためのフェロモンを放出する姿勢と思われる。交尾時に雄は雌に食べられてしまうことが多いが,そうでない場合も観察される。

基本情報

カテゴリ 生物 :昆虫・動物 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 堀繁久、金城政勝、湊和雄、村山望、上杉兼司.1996.沖縄昆虫野外観察図鑑 第4巻.(有)沖縄出版.沖縄県

概要

【学名】Hierodula patellifera 
【科目】カマキリ科 
【大きさ】体長50~70mm(翅の先まで) 
【主な生息域】琉球列島~本州

『昆虫・動物 』の収蔵品

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