- 調査番号:003-00000254
ごちそうを他所に持っていくときはサンを入れる(ごちそうをたしょにもっていくときはさんをいれる)
悪霊を払うといわれている「サン」。ススキの葉を束ねて、先を結んで輪を作ったもので、魔物や悪霊を防ぐ力があると信じられている。食べ物や食物の土産もの、神仏の供物など他所に持ち運ぶときにサンをその上に乗せておく。サンをつけないと、途中で食物の精を吸い取られて栄養分がなくなるか、腐りやすくなると信じられている。
カテゴリ |
民俗・文化 :風俗 |
時期 |
新暦:
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開催地 |
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発祥時期 |
時代・年代:
不明
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参考文献 |
粟国村誌
沖縄の迷信 名幸芳章著
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沖縄本島や粟国島に伝わる迷信や禁忌、言い伝え。魔物や悪霊を防ぐ力があるといわれているサンをつけて持ち運ばないと、食物の精が吸い取られてしまうと信じられていた。
『風俗 』の収蔵品