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  • 調査番号:002-00000069
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七つ星の女房 (ななつぼしのにょうぼう)

"アジアから西欧にかけて広がる天人女房の話型である。その中でも、北斗七星の長女が地上の男の妻になる話型は、中国の南部に多く、日本では、沖縄の宮古・八重山の諸島と、粟国、渡名喜などの限った島にだけ伝えられている。
また、人間が一晩では出来ないことを一夜で完成する話は、神や鬼に関する伝説に多い。宮古の東平安名岬に隠れ住んだ平安名のマムヤは、野原按司が一夜のうちに自分の領地に石垣を築くのに対して、布を一反織り上げる技で争ったという伝説もある。
●昔、年寄りの夫婦が暮らしていた。人も羨むほど仲がよかったが、子どもがないから非常に寂しい思いをしていた。諦めきれずに毎晩村の神様を拝んでいたところ、お爺さんが八十、お婆さんが七十の年に子どもが出来る。"

基本情報

カテゴリ 歴史・民話 :民話 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

本格昔話
【話者】西 上原英昌
【聴取日】平成2年4月15日
【テーマ】北斗七星の長女が地上の男の妻になる話

『民話 』の収蔵品

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