- 調査番号:002-00000059
シャーカの鼠とミルクの猫 (しゃーかのねずみとみるくのねこ)
"ミルクは弥勒菩薩のこと。沖縄では、祭りに豊穣神として登場し、豊作になることをミルクユ、弥勒の世という。
シャーカはミルクに対抗する悪神。釈迦という人もいる。
シャーカが鼠を作って放すと、ミルクが鼠の害を防ぐ猫を作る話も、奄美から八重山まで伝えられている話である。話によっては鼠が猫に追い払われると、シャーカが猪を作って作物を荒らさせたので、ミルクが犬を作って猪を追い払わせたと言う。
シャーカがミルクに意地悪をしようと鼠を作って放したら、この鼠がミルクの作物を食べてしまった。ミルクは怒って鼠を食べさせようと猫を作る。"
カテゴリ |
歴史・民話 :民話 |
時期 |
新暦:
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開催地 |
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発祥時期 |
時代・年代:
不明
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参考文献 |
粟国村教育委員会「粟国島の民話」
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沖縄の伝説
【話者】西 神里ウシ
【聴取日】昭和55年8月19日
【テーマ】猫が鼠をとるようになった由来
『民話 』の収蔵品