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  • 調査番号:002-00000057
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シャーカ世とミルク世 (しゃーかゆーとみるくゆー)

"ミルクの名前は、弥勒菩薩に由来すると思われるが、沖縄や奄美に伝えられる話では、豊穣神としての性格が強く、沖縄各地の豊穣祈願祭に登場する神である。
シャーカはミルクに対抗する悪神。ミルクとシャーカに関する話は複数聞かれるが、人間が脱皮できなくなって死ぬようになった代わりに、子どもが生まれるようになったとする話は、宮古、八重山の話でも稀にしか聴取できない。
大昔、シャーカとミルクが争いになった。シャーカは蟹、海老、ハブ等が味方にいて、ミルクは人間だけが味方だった。味方の多いシャーカが勝ち、この世はシャーカのやるまま、なすままになっていた…。"

基本情報

カテゴリ 歴史・民話 :民話 時期 新暦:
開催地 発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

沖縄の伝説
【話者】浜 与那城カマド
【聴取日】昭和55年8月16日
【テーマ】シャーカとミルク、二人の神の話

『民話 』の収蔵品

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