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兼浜は姓。粟国出身の大力者で武士。ここでいう武士は、武術に優れた者の意味で、士族の意味ではない。●粟国にやってきた宮古の人たちに「相撲を取らんか」と言われた幼い頃の粟国兼浜。島のもう一人の神里と相撲を取り勝利する。その後、粟国兼浜が用心棒として金貸しのところに那覇御奉公に行った時は、危険を察知して主人と共に逃げて助かる。脛に飛び毛が生えていたと言われるくらい走るのが早く、身軽だったという話。
粟国の伝説【話者】浜 与那全福【聴取日】昭和55年8月19日 【テーマ】粟国出身の武士・粟国兼浜の武勇伝
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