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祝女は村の祭りを行う神女。旧家の娘の中から選ばれ、王から任命された。祝女グムイは、祝女籠(のろこもり)の意味で、祝女が居住した場所を敬っていう言い方か。昔、この島の近くで難破した大和の漁船があった。島にたどり着いた一人が食料に困り、祝女グムイのところにお願いにやってくる。祝女は「行くところがないなら、ここにおりなさい」と言い、その漁師はそこで生活するようになり、仲良くなっていくが。
粟国の伝説【話者】西 上原英昌【聴取日】昭和61年9月21日 【テーマ】祝女グムイの恋の話
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