つる性花木の中では最も普通に見られる種類です。開花期が長く、黄色い大輪の花がよく目立ち、美しいので好んで庭先に植えられ、親しまれています。つる性ですが、ものにまきつかず、よりかかるようにしてのびます。葉は楕円形で、両端はとがり、葉柄は無く、表面はなめらかで光沢があります。茎に4枚ずつ輪生しますが3枚または対生の場合もあります。花は直径9㎝くらいの大きなろうと型で、花びらの部分は5つに分かれています。質は厚く、みずみずしい感じがします。つぼみの外側は赤褐色をおびています。開花期は4月から11月までの高温期で、特に10月頃は最も花を多くつかせます。