カテゴリ | 年中行事 |
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ウブク。
火の神様が天からも降りる日といって火の神様、沸前にもお供えをする。火の神様には茶碗にご飯を盛って供える。旧12月24日に昇天した火の神様が人事の報告を終わって、天から降りる日で火の神様を迎える。線香十二本を三回たく。
カテゴリ | 伝統行事 伝統行事 |
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時期 | 旧暦:1月4日 |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 不明 |
参考文献 |
粟国村誌 中国の年中行事 |
【和訳】正月に行う火の神様への祈祷
【本土の類似行事】☆
【中国の類似行事】※
※中国では古来の習慣として、竈神(かまどがみ、そうしん、簡体字:灶神=ザォシェン、または簡体字:灶君=ザォジュン)が祭られていた。旧暦12月23日(または年によって24日)は祭竈節(さいそうせつ、チーザォチェ、または竈王節)で、かまどの大掃除をして、かまど神に天帝へ家庭が円満であることを報告してもらった。この日を旧正月(大年)に対して、小年(シャオニェン)とも呼んで、お正月の最終準備を開始する日とした。
大掃除の一環として12月23日にかまども掃除して、竈神を祭る習慣は、日本にもかまどがあった1960年代までは田舎で行なわれていた。
☆火の神であると同様に農業や家畜、家族を守る守護神ともされる。一般にはかまどや炉のそばの神棚に幣束や神札を祀るが、祀り方の形態は地方によって様々である。東北地方の陸前(宮城県や岩手県)では、竈近くの柱にカマ男、火男、カマジンなどと呼ばれる粘土または木製の醜い面をかけて祀る。信越地方では釜神といって、約1尺の木人形2体が神体であり、鹿児島県では人形風の紙の御幣を祀っている。竈近くの柱や棚に幣束や神札を納めて祀ったり、炉の自在鉤や五徳を神体とする地方もある。島根県安来市につたわる安来節も火男を象徴しているということが言われている。日本の仏教における尊像・三宝荒神は、かまど神として祀られることで知られる。これは、清浄を尊んで不浄を排する神ということから、火の神に繋がったと考えられている。また近畿地方や中国地方では、陰陽道の神・土公神がかまど神として祀られ、季節ごとに春はかまど、夏は門、秋は井戸、冬は庭へ移動すると考えられている。
神道では三宝荒神ではなく、竈三柱神(稀に三本荒神)を祀る。竈三柱神はオキツヒコ(奥津日子神)・オキツヒメ(奥津比売命)・カグツチ(軻遇突智、火産霊)とされる。オキツヒコ・オキツヒメが竈の神で、カグツチ(ホムスビ)が火の神である。