カテゴリ | 生物 |
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体長は20-30cm、全身が少し紫を帯びた黒。円柱形の体はやや細長く、特に先端から中程まではやや細みになっている。背中側の体表にはやや細かい円錐形の突起が多数並んでいる。腹面には管足が密生しており、背中側にも疣の間にまばらに見られる。体先端の口は下向きについており、触手を伸ばして岩表面に吸着しているのが見られる。体壁は柔らかい。
潮間帯に生息し、石の下に見られ、岩の上に這い出しているのもよく見かける。つよく刺激すると肛門からキュビエ器官を出す。これは白い紐状のもので、天敵の体にまとわりついて邪魔をする効果があると考えられている。また、体壁にはホロツリンという有毒成分が含まれる。これを利用し、浅瀬の魚を捕らえる漁がある。ナマコの中では唯一有毒とされている。
カテゴリ | 海洋生物 海洋生物 |
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時期 | 新暦: |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 不明 |
参考文献 |
発見!あぐに島自然ガイドブック |
【分類】楯手目クロナマコ科クロナマコ属
【学名】Holothuria leucospilota
【分布】紀伊半島以南;インド太平洋域