カテゴリ | 生物 |
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ナガハナダイ属の中でも代表的といえる種。雄は赤みを帯びた体色で、背鰭第3棘が長く伸びる。雄の胸鰭に大きな赤色斑がある。雌は橙色で、背鰭第3棘が少し伸びる。雌雄ともに背鰭第3-10棘間の鰭膜には交互に棘先端付近にまで鱗がある。
沿岸の岩礁や浅いサンゴ礁域に生息する普通種。幼魚も成魚もごく浅い海域にすみ、幼魚は稀に潮だまりに入っていることがある。成魚は1匹の雄と複数の雌からなる群れを作る。日中に動物プランクトンを捕食する。
雌性成熟の性転換を行う。1匹の雄と複数の雌による群れを形成しており、雄がいなくなると雌の1匹が性転換し雄になる。性転換して雄になる個体はあらかじめ決まっているという。卵は分離浮性卵。
釣りで漁獲されても食用にされることはないが、鮮やかな色彩が美しく観賞魚として人気がある。地域によって、若干色彩に差がある。
カテゴリ | 海洋生物 海洋生物 |
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時期 | 新暦: |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 不明 |
参考文献 |
岡村収・尼岡邦夫.2003.日本の海水魚,山と渓谷社 WEB魚図鑑 |
【分類】スズキ目ハタ科ナガハナダイ属
【学名】Pseudanthias squamipinnis
【大きさ】11cm
【分布】黒潮の影響を受ける南日本に分布。温暖な海域ほど個体数が多い。海外では紅海を含むインド・太平洋域。