カテゴリ | 生物 |
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体色は白色で、尾鰭には大きな黒色斑があるがその後方に小さな白色斑がなく、ワヌケトラギスと区別される。側線有孔鱗数は59-60。雄の頬下部には茶褐色または暗色の半円形帯か細長の同色斑を有するが、斜帯はない。雌の頭部には小黒色斑が多数ある。雄の腹部には3つ前後の小眼状斑列があり、雌ではそれが6-7つある。沿岸のサンゴ礁域にすむ普通種。肉食性で甲殻類や多毛類などの底生動物のほか、小魚なども食べ、ルアーも追う。
サンゴ礁内ではよく釣れ、食用にされることもあるがあまり一般的ではない。
本種とその近縁種群は分類学的に長らく混乱していたが、Imamura and Yoshino(2007)により再検討が行われ、本種は新種記載された。
カテゴリ | 海洋生物 海洋生物 |
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時期 | 新暦: |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 不明 |
参考文献 |
中坊徹次.2013.日本産魚類検索全種の同定第三版,東海大学出版会 WEB魚図鑑 |
【分類】スズキ目トラギス科トラギス属
【学名】Parapercis pacifica
【大きさ】20cm
【分布】伊豆諸島,和歌山県串本,高知県愛南,屋久島,琉球列島;台湾,フィリピン諸島,インドネシア,フィジー諸島等.