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トゥージ運び (とぅーじはこび)

カテゴリ 歴史・民話
調査番号:002-00000055

民話

"トゥージとは、凝灰岩で作った天水溜。粟国島は水が少なかったので、天水をトゥージに溜めて使うことが多かった。
海岸で造って港まではサバニ(小型の漁船)2隻で挟み、陸上の運搬は、総勢60名くらいの若者で持ち運んだ。話者の青年時分からはコンクリートのタンクで出来ている。
●水溜めのトゥージは、海岸で造り、サバニとサバニの間に挟んで浮かし、大きいマー竹の棒を横に組んで港まで運ぶ。陸上の運搬は、全部で60名くらいの若者で持ち、元気な女の人がそのトゥージの入って、お囃子に合わせて歌ったり、太鼓代わりの石油罐を叩いたりして運ぶ人を元気づけるという。"

基本情報

カテゴリ 民話  民話
時期 新暦:
開催地
発祥時期 時代・年代: 不明  
参考文献 粟国村教育委員会「粟国島の民話」

概要

粟国の伝説
【話者】浜 末吉達幸
【聴取日】昭和61年9月21日
【テーマ】村人60名くらいで運ぶトゥージの話

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