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ヤブラン(やぶらん)

カテゴリ 自然
調査番号:005-00000012

植物

海岸近くの石灰岩地域から、石灰岩森林の樹下に多く見られる多年生草本で、高さ25~50㎝くらいになります。葉は革質、線状披針形で先はとがります。葉束の基部は、数個の膜質の鞘状鱗片に包まれ、鱗片は腐るとしゅろ毛状の繊維が残ります。夏、葉束の間から円筒形の花穂を出し、淡紫色をした小さな美しい花を多数咲かせます。果実は球形で黒熟します。藪蘭の名は、藪に生え、葉状がランに似ていることから名づけられました。薬用。

基本情報

カテゴリ 植物  植物
時期 新暦:
開催地
発祥時期 時代・年代: 現代(2001年 ~)  
参考文献 琉球植物目録
沖縄植物野外活用図鑑 第6巻 山地の植物
日本の野生植物 草本Ⅰ 単子葉類

概要

【分類】ユリ科
【学名】Liriope muscari (Decne.) L.H.Bailey
【分布】本州~琉球、中国(本土・台湾)・朝鮮南部
【花期】8-10月

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