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鍋(シンメーナービなど)で、煮炊きするときにかぶせる蓋(ふた)のことで、芋の煮炊き、餅作りにはかかせない道具のひとつである。
沖縄本島では一般的に「カマンタ」「ハマンタ」、国頭地方・慶良間・宮古・八重山では、「ナビヌフタ(鍋の蓋)」「ナビンフタ」、沖縄本島南部糸満市一帯では、「シンタ」などと呼ばれている。
ススキや茅(カヤ)で作られているのが多いのですが、ビロウの葉やワラ製も見られます。使い方は同じでも、地域により、呼び方や素材などの違いがある。
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時期 | 新暦: |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 戦後~2000年(1945 ~ 2000年) |
参考文献 |
粟国村誌 |
【別名】ハマンタ、ナビヌフタ、ナビンフタ、シンタ
【用途】シンメイナベで芋を蒸かす時の蓋
カマンタということから、昔は鍋、釜の区別なく同じ形のものであったと考えられる。大鍋は主として常食の甘藷(いも)を煮るのに使われたので、そのフタ、即ちカマンタが平たい蓋でなく、円く盛り上がっているのは極めて重宝であった。