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【山原船(ヤンバルブニ)】
第2次大戦前まで沖縄本島、離島でさかんに使用された海の運輸機関である。山原(本島北部)じゃら薪を積んで本島南部の那覇の中の海や泊、与那原を満帆に風を孕んで往来した。山原船のことを"ヤンバラー"ともいい、"馬艦船(マーランセン)"ともいう。運送用に用いる伝馬船と同類の名称であろう。(RBC沖縄の民俗)
沿岸や離島航路では古くから使われている「山原船」と呼ばれる板材で作った船が、昭和に入っても使われてた。この船は中国の「ジャンク船」の影響を色濃く反映していた。山原船は、国頭北部(山原)や離島との交通に利用されたもので、国頭方面からは薪炭や木材、那覇からは焼酎、白米、イモ等の食糧や石油、石炭などを運んだ。また、山原船の本島沿岸航路では、客は乗せず荷物の運送だけが風まかせで運航された。(那覇港湾・空港整備事務所)
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時期 | 新暦:江戸時代 |
開催地 | |
発祥時期 | 時代・年代: 不明 |
参考文献 |
【別名】ヤンバラー
【用途】農林産物輸送
【関連する事柄】酒、米、芋、石油、石炭など