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クンマーとは、襟のない着物のこと。産まれてすぐは着物を着けさせず、母の着物をほどいたものでまいていた。明治の初め頃は、クンマーをよその家から借りてきて、その子のように元気であるようにとあやかる意味で着けさせ、2~3カ月になって初めて着物を作った。その着物もクンマーと称し、木綿で襟をつけないで縫っていた。
子どもに着けさせる襟のない着物。