ブックタイトル広報あぐに40号
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広報あぐに40号
地域の力でチカノーの風景が変わりました!あぐに平成23 23年44月号(6)平成21~22年度に行われたチカノーの風景づくりには、多くの地域住民の方々が様々な形で関わってきました。この活動は住民の声から生まれた自発的なものであり、行政主導の一般的な公共事業ではありません。「多くの地域住民が参加協力し、粟国島らしい魅力的なチカノーの風景づくりを進める」ことを大切にしながら、様々な方々の協力のもとに取り組んできました。私たちNPO法人コミュニティおきなわ「粟国島海里元気プロジェクト」も有志の皆さんの意見をまとめて記録・広報したり、コーディネート・プロデュース(全体的な構成や調整、呼び掛け)を行って風景づくりに関わってきました。平成21年度は、風景づくり勉強会を開催したほか、コンセプト・デザインについて協議しました。平成22年度には石垣用の石を広く住民から募集しました。また多くの地域住民や各種団体などに協力要請し、述べ100人以上が参加して通りの除草や石垣づくり、植栽作業などに取り組みました。去った2月10日には有志による連名で、照明や通りの歴史などを掲載したサイン(解説板)の設置、また風景を管理維持するための灌水タンクの設置を要望書にまとめ、村に提出しました。皆様からの要望を受けて、村長をはじめ村役場関係各課に協力していただき、照明・サイン(解説板)・灌水タンクの設置が実現することができました。チカノーは島に住んでいる方や来島者が必ず通るメインストリート。島の風景を大切にしたいという住民一人ひとりの想いが込められて、現在のチカノーの風景がつくり上げられました。このように多くの地域住民の方々や、行政の協力で一つの風景をつくり上げた経験が、粟国島の大きな財産になっていくと思います。活動に賛同し協力した各種団体の皆さん、地域住民の皆さん本当にお疲れ様でした。NPO法人コミュニティおきなわ粟国島海里元気プロジェクト担当平山元氏より提供