ブックタイトル広報あぐに37号

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概要

広報あぐに37号

新年のごあいさつ新年あけましておめでとうございます。村民の皆様には輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。日頃は、村政各般にわたり、温かいご支援とご協力を賜り感謝申し上げます。国内の経済は、一昨年の世界的な金融危機の影響により輸出や生産が大幅に落ち込むなど急速に悪化したが、相次ぐ景気刺激策の実施により個人消費に持ち直しの動きが現れ、景気全体としては改善しつつあるように思われますがいぜんとして厳しい状況は続いており、景気の本格回復にはまだ時間がかかりそうであります。本村におきましては、今年度の事業として、製品の品質向上や効率的で衛生的な製品を作るために製糖工場の新築や粟国型体験観光の振興を図るために体験工房施設の建設や観光協会設立、村内全域への観光案内板等の設置・村民が安心して暮らし続けることが出来るよう消防団員の詰め所新設や消防団員の増員・農畜水産物等を原材料として、付加価値の高い特産品を開発していくために特産品加工施設の増設・村民の健康志向や高齢者の生き甲斐づくりなどの観点からマハナ一帯のパークゴルフ場整備・環境美化活動の一環として小型焼却炉の設置や定期的な道路の清掃、毎月第4日曜日の村内一斉清掃活動など諸事業を展開することができました。これも、村民の皆様のご理解とご協力を得ることが出来たお陰だと思っております。ほかにも、粟国空港拡張整備について事業化に向けた検討を継続するか否かを判断するために、整備計画(案)への意見募集を行っているところですが航空交通の基盤強化及び航空路線の安定化に向け、関係者との調整、合意形成を図りつつ、航空機種の大型化に取り組んでまいりたいと考えております。また、船舶につきましては、外海が運航可能にもかかわらず粟国港湾内のうねりが原因で欠航、繰り上げ出航が相次いでいる事を解消するために、新しい港を島の北側へ建設するように、県や国に要請しているところですが、早期に実現出来るよう積極的に取り組んでまいります。また、島内での移動の利便性向上等を図るために、一週道路の早期完成に向けた取り組みも推進します。平成23年も各種福祉事業や生活環境の整備・幼稚園や学校教育の充実など教育文化の向上・産業振興等に積極的に取り組み、様々な行政課題に対応しながら、豊かで活力に満ちたむらづくりを目標に取り組んでまいりますので、村民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。結びに本村の限りない発展と村民の皆様の益々のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。平成23年元旦粟国村長新城静喜