ブックタイトル広報あぐに30号

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概要

広報あぐに30号

(7)平成22年6月号広報あぐに腸管出血性大腸菌感染症(0157)への感染予防について4月下旬より沖縄県内に於いて、複数の腸管出金性大腸菌感染症(O157)の患者の発生が確認されています。特に子どもの患者では、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などを発症し重症化することがあること、及び患者や保菌者の便を介し、少ない菌量でも感染するため、下記の感染予防策について心がけて下さい。感染予防策●食中毒の一般的な予防方法(食中毒予防の三原則:清潔、迅速、加熱または冷却)を守りましょう。●レバーなどの食肉を生で食べることは控え、牛タタキやバーベキューの際の加熱不十分な食肉を特に乳幼児やお年寄りには食べさせないようにしましょう。●トイレの後や食事の前には手洗いを徹底しましょう。●トイレや手洗い器については定期的に、下痢や嘔吐などがあった場合にはその都度洗浄、消毒(ハイター等の塩素系漂白剤可)を徹底しましょう。●万一、激しい下痢、出血を伴う下痢を生じた場合には、以下に気を付けてください。(i)ただちにかかりつけの医師の診察を受け、その指示に従ってください。乳幼児等は特に注意してください。(ii)患者の便を処理する時には、ゴム手袋を使用する等衛生的に処理してください。また、患者の便に触れた時には、洗剤で充分洗浄した後、70%アルコール等で消毒してください。●患者や保菌者の便で汚染した衣類、寝具、おむつは、塩素系漂白剤にひたしてから洗濯しましょう。