ブックタイトル広報あぐに27号

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概要

広報あぐに27号

平成21年春季号(12)広報あぐに組む所存であります。なお、県の事業スケジュール案は、平成21年度中に基本設計及び環境調査を終え、平成22年度に航空局調整を得て新規事業として要望、平成23年度着手となっており、村の同意交渉の進展が、本事業に支障をきたさないよう目標達成に向け邁進していきたいと思います。なお、現在琉球エアーコミュー‘夕1株式会社(RAC)のBN‐2BアイランダーIIが就航しておりますが、粟国空港拡張までの間、平成21年6月1日から路線休止の予定でございます。しかし、その間引き続き、住民の生活福祉、産業の発展向上、村の振興を図る為、大阪に本社のある第一航空株式会社が路線を引き継ぐべく関係機関と調整しているところでございます。農業基盤整備については、現在県営畑地帯総合整備事業として、寄草地区土地改良事業が行われているところですが、平成21年度中には圃場整備が完了する予定です。現在進めている、巣飼地区のかんがい排水事業については、平成22年事業採択に向け、地権者交渉を行っているところでございます。今後は、更なる農業生産の拡大を図るためにも必要となる農業用水の確保について、農家の皆様のご要望を尊重しながら、かんがい排水事業を推進します。本村はこれまで、様々な事業を導入して農業振興に努めて参りました。しかしながら、土地改良事業により整備された立派な農地の遊休化か、昨今目立ち始めています。その解消策として、今後も農地の流動化に努め農地の有効活用化を推し進めます。また、農家の皆様の収益向上につながるよう普及センターとの連携を密にし、営農指導にあたる所存でございす。近年は、サトウキビ生産農家も多くなり生産量も年々増えてきており現在の製糖工場では対応出来ないと聞いています。それに対応すべく、JA粟国支店とご相談申し上げながら3千トンから5千トンの製糖工場を新築したいと考えているところです。次に、本村の畜産は肉用牛の繁殖経営を主とし、総頭数約250頭で推移しています。平成21年2月末現在、生産子牛数は、100頭(うち村民牧場生産分31頭)、出荷頭数は60頭(うち村民牧場出荷分15頭)と順調に伸びています。また、畜産農家の皆様への朗報として本年度より月1回ではありますが、獣医師の先生が来て頂ける様準備をしているところです、今後の頭数の増は無論、品質の向上も期待しているところです。水産業につきましては、平成15年度に竣工しました漁船保全修繕施設に続き、平成20年度において製氷・貯氷施設も完成し、少しずつではありますが漁港の整備が進んでいるところであります。今後とも後継者の育成も念頭に、漁業従事者の皆様の安定した収入が確保できるよう様々な側面からの支援をする所存でござます。本村の火山帯が形成した独特な自然景観、趣のある集落風景、昔ながらの沖縄らしさを残す数々の伝統行事は、都市部の方々に癒しの場として提供するのに十分なものをもっています。その資源を将来に向けて守り活かし、島の活性化を図るため、体験滞在交流促進事業(事業名一「粟国島あしび」推進事業)を平成21年度?22年度にかけ行います。平成21年度、22年度とも8千I百万ずつの、総事業費1億6千2百万円の事業であり、島の観光産業の起爆剤として大いに期待しているところです。現在長浜ビーチに持続可能な観光地づくり支援事業として、トイレ、シャワー施設を建築中でございますが完成した暁には、島の観光資源として村経済を支える重要な資源になるものと思います。次に、環境美化については、毎月第4日曜日に、全村民に呼びかけ村内一斉清掃活動を行っているところですが今後も継続して行いたいと思います。そのほかにも、海岸への漂着ゴミの回収についても対応しなければいけないと思っているところでございます。むらの振興は、人づくりに始まり、人づくりで終わるといわれるように地域の活性化にとって人材の果たす役割はきわめて大きいものがあります。その意味で、学校教育の充実・生涯学教育・文化の向上について環境を保全し調和のとれた卩X地域に根差した活力ある産業の振興村づくり国際化・情報化に対応した}