ブックタイトル広報あぐに22号

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概要

広報あぐに22号

平成18年若夏号(4)広報あぐに3地域文化について○村指定文化財等の充実を目指して先人から受け継がれてきた有形・無形の伝統文化を大切に継承・発展させる体制づくりに務めております。伝統行事等の継承・発展につきましては、少子高齢化等で色々な課題がありますが、村民の共有財産であります地域文化を継承・発展できる体制づくりを図ります。特に、子供達や成人に対する体験学習等の機会を増やし、地域素材(竹やススキ、ソテツ等)を活用した民具づくりを始め、追い込み漁等、これまで先人から受け継がれた伝統文化の継承・発展等を図ってまいります。さらに、「むんじゅる節」の発祥の地としての本村のステイタスをより一層確立するために「無形文化財」としての指定等に取り組んでいきます。「ふるさと資料館」の充実を図る策として、往事の茅葺きの民家のレプリカ製作、各家庭や地域で埋もれている古(いにしえ)の生活用品等の蒐集を通して、その充実を図り、伝統文化の掘り起こし等に務めてまいります。このように、指定文化財の保護や埋蔵文化の掘り起こし等、課題が山積みしておりますが、文化財保護委員とも連携して課題解決を図っていきます。生活環境整備について集落整備については、平成17年度に東浜地区の完了により、村民はもとより村外来訪者からも喜ばれているところであります。引き続き本年度も巣飼地区のイビガナシー周辺整備及び農道等の整備に取り組んでいきたいと思います。水道事業及び農業集落排水事業においては、村民の健康増進、公衆衛生の向上に向け引き続き効率的運転、適正な維持・管理に努めていきたいと思います。村道一周線について本事業は、県公共事業評価監視委員会より「ルート見直し」を求められ、県、粟国村ともルート協議を続けて来たところであります。本村においても、村道一周線選定委員会において、精力的に審議を重ね、平成17年5月本村独自ルート(案)を正式に提示し県との調整を進めてまいりました。平成17年6月に開催された県公共事業評価監視委員会において調整(案)での事業継続が承認され喜んでいるところであります。現在、見直しルート(案)による調査、測量業務が進んでおり、今後は、用地収得等の業務を県との連絡を密にして事業の早期完成に向け、取り組んでいきたいと思います。港湾整備について粟国港については、海の玄関口であり、又、フェリー粟国の運航に影響する重要施設であり、欠航率の改善を図るため諸施設の整備を要請していきたいと思います。沖防波堤の建設及び港湾関連施設の建設要望等、快適な港湾、親しみのある粟国港作りに務めたいと思います。空港拡張について本事業は、長年の懸案事項であり、今年は強力に本事業に取り組んでいきたいと思います。空港拡張の基礎調査も終わり今後は、地元関係各位の合意形成に向け、頑張っていきたいと思います。航空会社との調整、県当局との調整、具体的なスケジュールを作りどのような活動が、有効的か、関係機関と連帯を図りながら推進していきたいと思います。本事業については、村民はもとより、議会議員各位のご協力が必要であり皆様と共に運動を展開し事業採択に頑張る決意であります。農業基盤整備について本村の農業基盤整備に係る土地改良事業については、金附名地区、巣飼地区、四志地区の三地区が整備完了となりました。四志地区については、村民各位のご協力のもと、平成17年度に換地処分の権利者会議が無事に終了することができました。ありがとうございました。現在、県営による寄草地区の整備が進行中であり、工事完了後の早期利用に向け農地の有効利用を考えていきたいと思います。本村の振興発展、農家所得の向上のためには農業基盤整備は、もっとも重要課題であり、引き続き諸施策の展開を図る決意であります。土地改良完了地区の農道環境整備、貯水池水源の有効利用施策の展開により農家の生産意欲の向上に向け事業展開を計画していきたいと思います。農業の振興について平成17年度においては、歴史的な