ブックタイトル広報あぐに10号

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概要

広報あぐに10号

広報あぐに平成12年6月カンキツグリーニング病のまん延防止にご協力を!カンキツグリーニング病は、かんきつ類に被害を与える重要な病害で、主にミカンキジラミ(媒介昆虫)によって伝搬し、被害地域が拡大します。このため、県内における本病の早期発見・早期防除にご協力をお願いします。特徴的な症状1葉に黄化症状が見られ、しだいに落葉し、枯れ枝が目立つようになる。2果実が小型化して着色が悪くなる。3病状が進行すると樹勢が衰え、のちに枯死する。樹の症状(タンカン)診断・検定防除法薬剤名(成分)スミチオン乳剤(MEP乳剤)スプラサイド乳剤40(DMTP乳剤)伐採処分方法3写真のような症状が見られたら感染しているかもしれません。1感染した樹は伝染源になるので、早期に伐採処分する。2薬剤によるミカンキジラミの防除を行う。3ゲッキツは、本病の媒介昆虫であるミカンキジラミの住みかとなるため、かんきつ園周囲から遠ざけるようにし、植栽がある場合には薬剤防除を実施する。4本病は感染した穂木の接木により伝染するので、穂木および苗木は健全なものを用いる。使用濃度使用期間(倍)使用回数(収穫前日数)毒性1,0001,500本病の特徴的な症状は養分欠乏やカミキリムシ等による被害によく似ています。見た目だけで判断するのは非常に難しいので、遺伝子診断による検定を受けて下さい。ミカンキジラミの防除薬剤(かんきつ、ゲッキツ)145回以内--14906回以内4回以内1可能な限り地際部から切断・伐採する。2〃6回以内かんきつゲッキツみかんかんきつ(みかんを除く)ゲッキツ葉の部分や小枝等は剪定し、焼却または埋没するか、ビニール等に袋詰めにして可燃ゴミとしての処理を行う。切り株は伐根または樹が再生しないような処理を行う。普劇適用葉の症状(タンカン)ミカンキジラミ(媒介昆虫)現在沖縄県ではまん延防止のため無料で検定を行っています。農林水産部営農推進課(植防土壌係)農業試験場病虫部病理研究室病害虫防除係北部農業改良普及センター中部農業改良普及センター詳しくは下記までお問い合わせ下さい。(098)866-2280FAX(098)866-2309(098)884-9908FAX(098)885-8000(098)886-0227FAX(098)886-0242(0980)52-2752FAX(0980)51-1013(098)973-5202FAX(098)982-6010南部農業改良普及センター(098)889-3515FAX(098)835-6010宮古農業改良普及センター(09807)2-3149FAX(09807)2-8044八重山農業改良普及センター(09808)2-3497FAX(09808)3-4054又は最寄りのJA営農指導課、市町村役場農林水産担当課18