ブックタイトル広報あぐに5号
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広報あぐに5号
広報あぐに(平成5年春期号)立派な体育館が完成したぞ!子供達が待ちに待った、村立粟国小中学校(山城昌徳校長、小学校六十二名、中学校二十七名)の体育館がこの程完成し、四月卜七日、村、工事関係者、児童生徒、村民みなさん多数が出席し、盛大に落成式が行われた。昭和四十八年八月に建設された旧体育館は、雨漏りや床がはげるなど老朽化がひどく児童生徒の体育学習にも支障をきたしてきており、一日も早い新体育館の建設が望まれていた。完成した体育館は、鉄骨、鉄筋コンクリート造りで、総面積一二四〇m2(約三七二坪)、高さ約一五山城昌徳校長のあいさつ小中校合同によるエイサーmで旧体育館の約〇・六倍の広さ。二階のギャラリーは周囲一二〇m、雨の日などはジョギングができるよう工夫されている。その他、多目室、放送室、電機制御装置等が設備され、総工費は約二億四千三百万円となっている。午後一時、村長、教育長、学校長、生徒会長、児全会長のテープカットで式典が始まった。式典では、新里政雄村長あいさつの後、安谷屋信孝教育長から経過報告。次に山城昌徳校長のあいさつがあり、山城校長はこの中で「児童生徒も期待に胸を膨らませて今日の日を待ちわびていた。子供達もきっと自分の学校を誇りに思うでしょう。自分の学校を誇りに思う児童生徒は、将来必ずや世の人々のために役立つと立派な人間に成長するものだと確信しています。」と述べた。この後、工事関係者への感謝状の贈呈などがあり、上地幸雄収入役の閉会の言葉で式典を終了した。引き続き同会場で祝賀会があり、新里村長、識名教頭、仲間幸一さん外三名の方の演奏する御前風で幕があくと、会場はなごやかな雰囲気で落成の喜びにつつまれた。宴も盛り上がり楽しく会話がはずむなか突然、トーントーンという大きな太鼓の音、小中校合同によるエイサーに会場は大喜び、子供達は広い体育館をいっぱいに使って、全身で今日のよき日を祝っていた。最後に上地収入役の閉会のあいさ7つがあり、終始なごやかなうちに祝賀会を終了した。