ブックタイトル広報あぐに5号

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概要

広報あぐに5号

平成五年第二回粟国村議会定例会が三月十二日に開かれました。定例会では、村当局から提案された平成五年度粟国村一般会計予算、各特別会計予算など二十六件の議案審議、及び一般質問が行なわれました。新里政雄村長は、開会に当たり平成五年度の施政方針演説を行ない「島の持つ特性を活かした産業の振興をはかっていかなければならない」と述べるとともに、諸施策の推進にあたって「予算の効率的な運用をはかり、全職員一体となって村民福祉の向上に邁進したい」と所信を表明しました。以下、その全文を掲載します。平成五年度第二回粟国村定例議会を開会するにあたり、提出しました平成五年度一般会計予算(案)をけじめ、諸議案の説明に先立ち、平成五年度の村政運営に関する基本的な考え方と、所信の一端を申し述べ、議員各位をはじめ村民皆様のご理解となお一層のご協力をお願い申し上げます。私は、平成四年八月、多くの村民皆様をはじめ各方面からの力強いご支援とご協力によりまして、未熟者ではありますが村政を担当することになりました。もとより微力ではありますが、村勢発展のため努力する覚悟でありますので、議員並びに村民皆様の暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。平和で活力に満ち、潤いのある沖縄県を実現することを目標に、平成四年度から十年計画で第三次沖縄県振興開発計画が策定されたことについてはご案内のとおりであります。本村におきましてもこれからの二十一世紀の新しい時代に向けて、自立発展の礎を築いていかなければならない重要な時期であります。二十一世紀を展望した、豊かで潤いのある村づく一、はじめに島の特性を活かした産業の振興を図り、豊かで潤いのある村づくりを目指して。平成5年度施政方針