ブックタイトル広報あぐに4号
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広報あぐに4号
(第4号)粟国村広報昭和57年7月1日村長城間善功村長城間善功議員山城三郎したのが約八件ございまして今裁判に手続中でございます。解明されても裁判の手続きを要しなければ元の地主に返らないという事で、大変に難しい問題であるので一日も早く解決したいと考えておりますけれども、那覇、大阪の方々が土地に感心がないのかどうか知りませんが、申出がないというのが現状でございます。一時は県がお預かりするとしてもいずれは国の管理になるかと思いますので、県の管財課には将来は村に預けてくれませんかというふうに陳情はいたしておりますが、県としても粟国村にわたすんだという回答はしませんし、この問題については五七〇件という規模としては小さい規模でございますけれども、粟国村は一番不在地主が多いんだという汚名だけでも大変なもんで悩んでいる訳でございますが、出来る事なら今度は村内で旧用地に非常に明るい人を調査員に選任してひとつびとつ確認してもらうか、それとも隣りどおしの地主の確認はしてもらうんだというふうに考えております。これは大きな問題でございますので慎重になるべく早目にやらなければいけないと、このように考えております。只今村長からのお説はよくわかりました。然しながら、これだけの所有者不明地主があるという事は村としても非常に恥かしい次第でございます。現在本件解決のためにいろいろと苦心をされておりますが、所有者に土地の関心があれば本人自体が実際にそういう問題点をとりあげてやるべきものではございますが、当局から新聞なり或いは説明会なり大阪、那覇にわざわざご足労願っている訳でございますが、今だにそういった効果的なものが表われてない訳でございます。これをそのまゝ放置して国や県が取り上げた場合にはどうなるかと、先程村長さんのお話がありましたとおり、県にお願いして村に保管されていけば後々解明が出来るんじゃないかというご説明もございますが、出来れば早目にまとめてもらうようにお願いします。この件につきましては粟国村の全体の中の五七八筆ございまして、この事が絡んで国土調査法による土地の再測量も出来ないし、公共事業を行う度に問題を正じて困っておりますので、出来る限りの努力をして見たいと思います。我が村においても昭和五五年頃から土地改良を進めて来ましたが、他町村では五〇・六〇%済んだ所もあると聞いておりますけれども、粟国村では土地改良はどうなっているか。受益者の負担額が多くなったら財政的な問題もあると思うが現在どうなっているか伺います。土地改良事業の問題につきましてお答えを致します。基幹作目であるキビの衰退が粟国村の基盤整備がなされてない一つ(10)土地改良問題について末吉信輝議員