ブックタイトル広報あぐに3号
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広報あぐに3号
粟国村広報昭和56年8月1日(第3号)(3)議長挨拶議長玉寄栄一昭和五十六年度第二回定例議会を開会するに当り一言御挨拶を申しあげます。本亭例議会の開催を御通知申し上げました処、皆さんには御多忙中の折ではございますが、多数御出席下さいまして誠に有難う御座居ます。本村において今後なすべき事業が山積して居るのが事実であります。本年度におきまして観光事業として、海水浴場の実施と,、来年度に向けて土地改良事業と、ダム建設、離島総合センターの実施と、その他幾多の事業を県と国にお願いして予算獲得に全力をつくさなければ、本村の発展は望めない状況であります。よって本定例会におきまして当初予算を中心に十六件の重要案件が上程されてあります。三月定例会招集も去年より早く招集されました事は、大変結構な事と意義深く感謝致して居ります。今後におきましでも法定通りの開会が行なわれる事を要望致し、議事運営がスムーズに会期内に終了出来ますようお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。昭和五十六年度施政方針村長城間善功国の財政がいよいよきびしくなる中で、私共末端の行政は直接に間接にその影響を受ける事は必歪であります、そのような情勢の中に昭和五十六年度の施政はどうあるべきか、その一端を申し上げ、皆様のご批判とご指導を仰ぎたいと思います。農業の振興私が改めて申し上げるまでもなく皆様がご案内のとおり、私達の農業は全く最悪の状態に陥っており、国や県から度々ご指摘を受け、村政を預るものとして実に恥しい思いをしているのが現状であります。最悪の時態にまで荒れすさんだ耕地を早急に整備し、純農村としての村起しをしなければいけないと思いながらも、このような大事業は一挙には執行出来ませんので、今回モデル的に一地域(金附名原一帯)を選定し、国の五十七年度の事業として乗せるべく最大限の努力をいたし、これを改良事業の初年度とし、逐年毎に周到なる