平成25年度粟国村村勢要覧

平成25年度粟国村村勢要覧 page 17/48

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平成25年度粟国村村勢要覧

■そてつ味噌島内で頻繁に目にするソテツの実からデンプン質を取り出して作った手作りみそ。鉄分やミネラル分が豊富に含まれ、サラッとした味わいが特徴です。味噌汁のほか、和え物によく合います。粟国農漁村生活研究会加工部TEL:(098)988-2059粟国製菓所TEL:(090)7455-9788■もちきび粟国島では「マージン」の名で親しまれている「もちきび」。白米と比べ、食物繊維やカルシウム、マグネシウム等を多く含む栄養価の高い穀物。お米に混ぜて炊くともちっとした食感が楽しめます。粟国島の大自然のなかで育てられたもちきびを是非ご賞味ください。JAおきなわ粟国支店TEL:098-988-2409■しびまぐろジャッキー粟国島近海で捕れたマグロを使用したジャッキー。保存料等は一切使わず加工されているため安心してお召し上がりいただけます。粟国村漁業組合(とび吉)TEL:(098)988-2611女性が開発した島の特産品あぐにようかんやそてつ味噌、もちきびかりんとうなど、粟国島では島の特産を生かした加工品が多く、島外の産業まつりや離島フェアなどで素朴な味が人気を呼んでいます。これらの特産品作りを手がけているのが、島の女性たちで構成される粟国農漁村生活研究会加工部です。グループの活動の歴史は古く、昭和32年につくられた年生活改善実行グループが母体になっています。設立当初は、農村婦人の生活改善・向上のため、料理教室や野菜栽培の講習会、農産物の加工品の開発などに取り組んでいました。昭和60年代の「一村一品運動」が契機となり、「ささげようかん」や「そてつ味噌」といった特産品を開発してきましたが、平成2年の施設建設(特産品加工センター)に際して、島の特産品開発の強化策として専門部会の発足が検討され、グループ内に「加工部」が設置されました。平成6年からはもちきびの二次製品の研究とともに、もちきびかりんとうなどが誕生。製品作りの他、平成8年には那覇市のわしたショップなどへマーケティング調査も行っています。このような地道な活動は平成9年に離島フェアで「島おこし奨励賞」を受賞、平成11年には、「全国農業協同組合中央会会長賞」を受けるなど、その取り組みは県内外で高く評価されました。さらに平成13年にはもちきびかりんとうが、平成15年にはそてつ味噌がそれぞれ離島フェア特別賞を受賞するなど、その活動と合わせて製品についても品質の高さと独自性が認められています。15