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村の一年はマースヤーで始まる。大晦日の夜から元旦にかけて行われる伝統行事で、伊久保原地域内の各家庭に塩(マース)を配りながら練り歩いて歌や踊りで無病息災と豊穣を祈る。 3つの区(西・東・浜)に分かれていて、さらに原(ハル)組(クミ)といった11の小字にも分かれている。マースヤーは、小字単位で行われ、各小字それぞれが、伝統芸能を継承し続けている。かぎやで風一つとっても何通りもの型があり、それぞれ先輩から受け継ぎ、次に伝え続けている。
てるくふぁ島|粟国島の魅力と歴史を学ぼう!